篤志としゃべってると、時間たつのが
早い!!!
もう家ついちゃった。
「じゃあまた明日。」
「うん、送ってくれてありがとね、明日。」
手をぶんぶん降って家に入る。
「ただいまー。」
「お、おかえりー!」
お母さんがぎこちない動きで私の顔を
覗きこむ。
「私の顔になにかついてる?」
「ううん。よかったなーと思って。もう大丈夫なの?」
あ、そっか。
「ごめんね、お母さん。私明日も明後日もちゃんと学校行くよ。」
「よかった・・・。じゃあご飯作ってくるわね。」
ちょっと涙ぐんでいたお母さんは、
台所へ戻って行った。


―私、がんばるからね。