いつも君を想う


学校出ようとしたら、先輩と同期が
おった。

『優ちゃん、ちょっといい?』

『帰りたいんですけど、しょうみ、翔の事ですよね?それなら、翔に言うてください。では』

帰ろうとしたら、肩つかまれた。
あー、だるい。

『なんなんですか?』

『あんた、翔君の事翔って呼んでんの』

呼んでたらなんなんやろ?

『呼んでますけど?』

『調子のんなよ。今まで翔君は、誰とも付き合わんかって、皆の翔君やったのにあんたの翔君になるとか、絶対嫌。お願いやから、消えて?死んでや。』

死にたくても、優は、死なれへんのに
簡単に言わんといてほしい。

『文句があるなら、翔に言うてください。後、簡単に死ねとか言うのやめてください。死にたくても死なれへん気持ち何かわからんくせに。それやったら、殺してよ。』

『翔君に、文句なんか言える訳ないやろ。んな、あんた殺して、うちが翔君の女なったるやん。それなら、うち満足やわ。』

『んな、さっさ殺してや』

どーせ口だけのくせに。

『また、今度な。ぢゃあね。優ちゃん』