「別れて・・・」

放課後人の居ない後者裏震える声で私は言った。

「何で・・・」

掠れた声でいう貴方が分からない・・・

貴方が別れを望んだはずなのにそんな悲しそうな瞳で見られると

こっちが悪いような気がしてならないよ

『今までありがと優斗』

戻れるなら

ただ笑いあっていた、何も知らないでいた綺麗なままの私に・・・

私は彼に背を向けて歩いた

堪えていた涙があふれそうだから。