「日和、おいで。」 パンツ姿のだらしないお腹をさらけ出した父親がベッドの上で手招きをする。 ゆっくりと近寄る私を見て父はにたりといやらしく微笑んだ。 そしてベッドに腰掛けるとゆっくりと父は私を押し倒す。 早く終わってください。 神様に何度もお願いした。 耳を舐める生暖かい舌の感触も、かさかさの唇も、秘部に挿入される太い指の感触も、全てを飲み込んで消してしまいたくて、私は静かに涙を流すだけだった。 .