重なった素肌



ー‥バンッ!!!


今まさに下着を脱がされそうになった瞬間に大きな音をたてて寝室の扉が開く。


父も日和も目を見開いて扉の方に目を向けると、そこには














「ハァ‥ハァ‥ハァ。日和‥。」


息を切らした皐月の姿があった。


「さ‥つき‥。」


驚きとどうしようもないくらいの恥ずかしさに涙が出てくる。

「来い。日和。」


だらしないお腹をさらけだしたまま日和の上に跨がる父に射抜くような視線を向けたまま皐月が言う。



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