重なった素肌



思わず謝ると


「いいってば!皐月くんならむしろ全部持って行っちゃってって感じよ!あーイケメンはやっぱり目の保養だわ。」


と言い、相変わらずの様子で梅おにぎりにかぶりつきながらニヤニヤしていた。


「ほんとイケメン好きだよねさゆは。」

私も大好物のソーセージパンの袋を開ける。


「うん!大好き!日和が羨ましいもん。あの学年で一番モテる皐月くんと幼なじみで、しかも家が隣同士だなんて!まるでドラマみたいじゃーん。」


「そうかな?」


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