重なった素肌



はあ‥と溜め息をつく皐月とは打って変わって日和はお喋りで明るい大地が来たことが楽しかったのか、学校に着くまで終始笑っていた。


それからあっという間に学校に着くと、皐月と大地は日和とはクラスが違うのでバラバラに別れて教室に入る。


日和が皐月たちと別れて教室に入り、自分の机に腰掛けるとすかさず向こうの席から走ってくる人物が居た。


「日和ー!おはよ!」


こちらに向かってきたのは日和の親友の岡崎紗由美だった。


紗由美は明るい茶色の髪の毛をいつもくりくりに巻いていて少しぽっちゃりしていて、愛嬌がありとても可愛い。


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