重なった素肌



「おはよう。大地くん。」


「あ!おはよう!今日も天使のような透明感は健在なんだねひよりん!」

日和がニコニコしているのをいいことに調子に乗ってベラベラ喋りまくる大地の頭を皐月は後ろから叩く。


「お前後ろからいきなり突進してくんなよ。あぶねえだろ。日和も居んだからよ。」


刺々しい口調で注意する皐月の言葉を受け流す大地は


「まあまあ。そう言わずさ!俺も混ぜてよ!」


と言って間に割り込んできた。


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