『………さま』




『……ん…ン……』


『起きて下さい。爽空お嬢様』



『ん~。………』
………?
誰??

…………


えぇ…?
本気で誰!?


ガバッ!!



…フワァ



…なんか良い香り…




…紅茶??





『おはようございます。爽空お嬢様』





サラサラと綺麗な艶のある黒髪が揺れた。