~wild eye~〈過去〉

「麗花大丈夫か??」



私は腕から流れる血から目が離せなかった。




私のせいで私が弱かったせいでお父さんの大事な右手に怪我をさせてしまった。




私が1人であいつらに勝っていたら。


あの時死ぬことを考えなかったら...










きっと感情がある限り“死ぬ”ことに恐怖を感じる
私はそうだった。









“感情”



強くなるためには、どんな人にも負けないためにはこれはいらない。





私はこの時こういう考えしか思いつかなかった。







この日から私は本当に感情というものを1ミリも持たなくなった。