先生、スキだよ・・・(短編)

着いたのは・・・


豪邸?


「どこですか?ここ・・・」
「理事長の家だ」
「っ!!」
なぜ!?どうして!?ホワーイ!!



「理事長、連れてきました。」
なんかヤバいことしたっけ?
もういいや・・・
考える気力もないし・・・
「その辺にかけておいてくれ。」
と言われて、先生は遠慮無しに
腰かける。
「篠宮 百合花さん、あなたに話がありまして」
退学になんのかな・・・
「実はあなたに、頼み事があって」
へ!?退学じゃないんだ!ラッキ☆
「手塚先生と交際をしてほしくて」
・・・は・・・?
「実は、馨はうちの養子でね。もう30歳になるのに、誰とも交際しないから、ワシが決めよ
 うと思って・・・。ふと、ワシの初恋の事を思い出してな。その相手が百合花さんのおばあ
 さんだったんですよ。」
「へ?」
「私と梅子さんは婚約してたんですが、ある日病気で・・・」
「・・・」