1章 私の気持ち

キーンコーンカーンコーン
悪魔の時間が始まった・・・これは昼休みに入るチャイムだ。
私、山本桜、小学4年生。1学期の後半からいじめられています。
そのいじめが一番激しい時間がこの昼休み・・・。
朝は、上靴が消えていたり…教室に入る瞬間、黒板消しが頭から落ちてきたり…トイレに行った時はドアが開かず、バケツごと水が降ってきたり…もう私は生きるのに疲れた…その放課後、クラスの女子がある1通の手紙を渡してきた。なんだろうと見てみたら…「なにこれ…」その手紙には・・・「「ブスのくせに毎日学校に来てんじゃねーよ。」」と書かれていた。私は我慢できず教室を抜け出した。
「あんな言い方しなくていいのに…」私は泣き出した、死にたいって思った・・・けど泣いている私の目の前に現れたのは2年上のある先輩だった…