俺には、幼なじみがいる。
名前は高城 優羽。


小さい頃から一緒。


優羽は小さい頃から
俺の事を"秀"と呼ぶ。

他の奴らはだいたい
"松谷"か"秀介"なのに
あいつだけは昔から
「介をつけるのは、めんどうだから。」
と言って、聞かない。


まあ、特別な感じがして
俺は何気に気に入ってる
んだけどな。


あいつはいつも
俺が部活が終わるまで
教室で待ってる。と
聞かない。

でも、そこが俺には
可愛くて仕方ない。

だから、つい
部活が終わるとダッシュで
優羽のところへ向かってしまう。