「だ、だとしても……許さないからね!」



「許さなくてもいいよ。まぁ……またするかもだけどな?」



滝川くんはニヤリと笑って、また顔を近づけて来た。



「ちょ、やめてよ!絶対させない!」



「抵抗できるならしてみれば?できないだろうけど」



カッチーン!!



なんか今のむかつく!!



「あたしだって本気で力出せば、滝川くんに勝てるもん!」



けっこう力あるんだから!



「ふうん。じゃあ……阻止せてみろよ」



「えっ?……っ!」



頬に感じた温かいもの。



ちょ、ま、また……!