【New】スイートな恋をめしあがれ♡



「……んっ!」



……さ、酸素をください!



滝川くんがいつまでたっても唇を離してくれないせいで、呼吸がうまくできない。



このままじゃあ、本当に酸欠になっちゃう!



あたしは滝川くんの胸をドンドンと力強くたたいた。



そこでようやく滝川くんは唇を話してくれた。



「な、なにする、の……っ!」



呼吸が整わなくて途切れ途切れになりながらも、あたしは精一杯抗議する。



そんなあたしを見て、滝川くんはフッと笑みをこぼした。



「キスで息切れしてるのって、お前くらいだぞ」



「あ、あたしは滝川くんみたいにキスに慣れてないの!しかも……セカンドキスまで奪って!」



あたしの大切なキスが……また、滝川くんに奪われてしまった。