【New】スイートな恋をめしあがれ♡



なんて考えていると……。



「お前さ、俺がお前のクラスに行ったの……気付いてたろ?」



「え!?」



あたしを抱きしめたまま、滝川くんが話しはじめた。



「言い訳しても、ムダだから」



「ひっ……!」



ついでにフッと耳に息をかけられたせいで、あたしの口からは変な声が出た。



「なんで、置いてった?」



楽しそうな滝川くんの声。



あたしの反応見て面白がってる……。



「……っ」



「どうなんだよ?」



次には甘い声で尋ねられて、ウソをつけるはずもなく……。