大きいてに頭をなでられて、うれしくなって……涙が出そうになった。



でも泣くのはなんかちがう気がして……だから精いっぱいの笑顔を向けた。



「じゃあ、もう一度ツリー見に行くか。んで、飯食って帰ろ」



「……うん!」



今まではふいにつながれることしなかったけど、今回はどちらともなく手を差し出しあった。



両想いになってつなぐ手は、今までにないくらい熱くて思わず笑みがこぼれた。