いちばん置くまでたどり着くと、ようやく滝川くんは足を止めた。 目の前の棚には、女性向けのネックレスがずらりと並んでいる。 「あの、ここ、女の子用のネックレスだけど……」 って、聞いてない……。 すでに滝川くんは女もののネックレスをしげしげと眺めている。 その目は真剣そのもので、あたしはそれ以上なにも言えなくなってしまった。