「ほら、行くぞ」 「えっ……ちょ、ちょっと!」 手!手! ふいにつながれた手。 大きくて温かい彼の手に安心するも、胸がありえないくらい大きな音を立てる。 「は、離してよ!」 「まただれかにぶつかって、今度はケガでもしたらシャレにならないだろ」 「それは……」