「お待たせしました。いちごチョコカスタードです」 店員さんの元気な声で我に返り、あたしはクレープを受け取った。 「そこの公園、行くか」 「そうだね」 クレープと飲み物を持って、あたしたちは近くの小さな公園に入り、ベンチに腰かけた。