「マジかよ」 「すごいね、この混みよう……」 学校から近い場所にクレープ屋さんはあるから、すぐに着いたものの……問題は、その混み具合だった。 学校帰りの高校生で、店は混雑している。 チラリととなりに目をやると、滝川くんは顔をゆがませ、店内を見ていた。