「……ゆ、ゆるすっ」



「フッ。じゃあ、よろしくな」



「……うん」



「台所、わかるか?リビングの奥だから」



「分かった。だから、ちゃんとおとなしく寝ててね?」



「あぁ」



あたしはベッドに横たわる滝川くんに念を押して、それからキッチンのある1階に向かった。