【New】スイートな恋をめしあがれ♡



ドキドキしながら待っていると、静かに玄関のドアが開いた。



───ガチャッ。



「……は?」



玄関のドアからひょこっと顔を出した滝川くんの第一声がそれ。



熱があるせいか、頬がほんのりと赤くなっている。



「え、えっと……こ、こんにちは」



「なんで乃愛がいんの?」



「そ、れは……太陽くんに、渡すものを頼まれて……」



「渡すもの?」