『…だからなのかもしんねぇな。オレらは普段別々だから…デート終わってサヨナラした後すぐにでもメール書いてやりたくなるし、いつでも書いてオマエに送って、それで近くで会話してるような雰囲気になれるんだよな…だからそれが好きで』
『それに時々送ってくれるあんたと双子ちゃんの写メ。アルバムに入りきれないくらいデータが増えて♪』
『カワイイか!?』
『ウン!あらら~お昼寝からお目覚めで~ちゅか♪』
『オマエこいつらもう4歳近ぇー赤子言葉使うなよ!』
『い~の!あたしには娘がいない☆それに孝次の子よ!可愛くてたまらんわ!好きにさせてね』
いずみちゃ~ん!と
普段、真香と穂香はあたしをそう呼ぶ…
そして…
『オマエだって…カワイイぞ…!』
『え…』
この子たちの…
子供たちの…前で…
少女みたいに
あたしはドキッとした…
久々に
この男の前で
ドキッと…
参ったな~この気持ちは
いつものヤツかな~
『すっか~?』
『こ…孝次?…何を?』



