YONAGO-LOVE STORY【5】


『…だからなのかもしんねぇな。オレらは普段別々だから…デート終わってサヨナラした後すぐにでもメール書いてやりたくなるし、いつでも書いてオマエに送って、それで近くで会話してるような雰囲気になれるんだよな…だからそれが好きで』

『それに時々送ってくれるあんたと双子ちゃんの写メ。アルバムに入りきれないくらいデータが増えて♪』

『カワイイか!?』

『ウン!あらら~お昼寝からお目覚めで~ちゅか♪』

『オマエこいつらもう4歳近ぇー赤子言葉使うなよ!』

『い~の!あたしには娘がいない☆それに孝次の子よ!可愛くてたまらんわ!好きにさせてね』


いずみちゃ~ん!と

普段、真香と穂香はあたしをそう呼ぶ…

そして…

『オマエだって…カワイイぞ…!』


『え…』

この子たちの…

子供たちの…前で…

少女みたいに

あたしはドキッとした…
久々に

この男の前で

ドキッと…

参ったな~この気持ちは
いつものヤツかな~

『すっか~?』

『こ…孝次?…何を?』