「えっと、幼なじみなんだっけか?」 問われた俺が『…はい』と答えると、その先輩が 「俺は桜木 雅志。よろしくな!」 雅志でいいから、と満面の笑みでそう続けた。 「アタシは橋野 友佳、一応南中のアタマ。」 雅志先輩の隣に並んだ、ミルクティー色に赤メッシュを入れた――友佳先輩が胸元の青いリボンを摘んでそう言った。