貴方はいつも 死人の様に眠るから
私は不安で仕方がないのよ
それは貴方に生きて欲しいからじゃなくて 独りになりたくないから





解ってくれなくてもいいから 只、止めないで





終わりが来るとしたら 溺れた祈りが這い上がってきた時だけ




何で私には貴方しかいないの 貴方は独りじゃないのに
どうして私ばかり見るの 離れられないのは貴方のほう

手紙を待っているんでなくて、欲しいのは「答え」だけ。



貴方が私に 愛 をくれるのは 自分が愛されたいから
今、私が「さよなら」したら貴方は壊れてしまうの?

そういう関係。
所詮それだけ、

だけど

貴方は祈る様に眠るから 眠るから

私は溺れる


                                    寝顔に溺れる。




2003.4.28 卯月