クラス掲示板。
「ほら、お前は特別クラスだった。」
「そんなお前だって特別クラスだったんじゃん!!」
俺らはまた同じクラスとなった。
「へぇ~、俺らのクラス、女子2人しかいないんだ。」
「そ、そうなのか?」
「あぁ。しかし、これまた美人なやつだ・・・。」
「・・・は?」
「例の佐々木奈緒と河原舞ってやつだ。」
「舞って・・・」
「俺の幼なじみ。」
舞っていう奴は俺も顔は知っている。前に友哉から聞いたいたし、会ったこともある。
それに、友哉が舞のことを好きだっていうのも知っている。
「さっき、奈緒とお前がぶつかったときに隣にいたのが舞だったんだけど、気づいていなかっ たかもな。俺らのこと。」
「そうか・・・。」
そして掲示板を離れ、彼女たちがいる特別クラスへと歩き出した。