幼なじみは、俺様KING!?【完】

でも、こんなの、とってもおかしいよ。


そう思っても、王河に直接言う勇気はないから、ぷーっと頬を脹らませると……。


「ふぐ見てェなツラ、してんなよ?」


そんな王河の声が聞こえた。


「え?
え?
なんでわかったの?」


急いで頬をギュッと抑える。


とたん、電話の向こうから聞こえるクスクス笑い。