ラプソディ・イン・×××

テキーラは、

しげしげとオレを眺めた。


「つーか、自分の気持ち

気づいてなかったパターン?」



「違っ…、違うし、

そんなんじゃねーし!」


やっと声が出るようになった。


息を整える。


けど、心臓がバクバクいってる。


あっつい…変な汗かいた。


好きか嫌いかって言ったら

そりゃ好きだよ?!


だけど、それは……




「照れない照れない」


テキーラは、

ほてるオレの顔を手で扇いだ。




−−−−まさか。


−−だけど。


スミレとプーさんとのやり取りに、

殴られたような衝撃と、

この、

あとひくダメージの正体は何だ?



スミレに対して、

つっかえ続けてきたモヤモヤは、

まるでストンと落ちたように、

クリアになった。



好き?


まさか。



好きだったのか…?



オレは、スミレのことが…




ステップアップしてくスミレを

素直に応援できなかった。


オレから離れていくから。


−−−拗ねた?


ガキか、オレは。