ラプソディ・イン・×××

「うん、わかるよ。

スミレっちは、いい女だからなぁ〜」


うん、うん。

と、勝手に同調した。



「ただ、男の趣味が

イマイチっつーか、

いや、中身重視っつーのかな(笑)。

イケメン君には納得いかねーよな。

わかる」



テキーラは、

オレから目線をそらした。


吹き出したいのを堪えている。


堪えきってから、

またオレの顔を見た。


「ま、もちょっと

大人になってから出直せ?」



「は?どういう意味だよ?」



「ウォッカさ、

スミレっちのこと好きだったろ」



「え」


目を丸くして固まった。


好き?!



「見てたらわかるよ、モロバレ」



「……!っ!…」


何言ってんだよ!


って言いたかったんだけど、

パクパクしたまま、

声が出てこなかった。


息がつまって、

自分の頬が耳が

熱を持ってくのを感じて、

みるみる顔が

赤くなってくのがわかった。



ていうか、好きとか、

何言ってんだよ!