ラプソディ・イン・×××

何だよ、仲間じゃねぇのかよ!



仲間は仲間でも、対等じゃない。


どちらかと言えば、“弟”的な?




脈が荒れて足元がぐらついた。


やべーこれ、かなり動揺してる。



後ずさりして、

頭押さえて壁に寄り掛かった。



今の感情は、たった一言。



…消えてしまいたい。





「大丈夫か?」



誰かにいきなりポンと肩を叩かれた。



驚いて振り返ったら、

テキーラだった。


気の毒そうに苦笑いして、

オレの肩をヨシヨシと抱いた。



「…な!!」



思わず声をあげそうになったオレに、

テキーラは、

スミレたちに気づかれないよう、

シーっと人差し指を立てると、

オレの腕を取り、

そそくさと場所を移した。



「いやいや、オレも偶然。

ウォッカ見つけて、

話があったから、

声かけようとついてったら、

…遭遇したってわけさ。

こりゃビックリだな」



気まずそうにテキーラは

首に手をやり、

再度、オレの肩を意味深に

ポンと叩いた。