ラプソディ・イン・×××

フリアは、

身を小さくして肩を震わせた。

言葉につまり、鼻をすする。


『…っ…アタシ、

本当にミケが可愛かったのに、

ミケは、違ったみたい。

アタシを裏切ってた。

…っ…うぅ…』


こらえ切れずに

フリアは泣き出した。



何て言葉をかけてやればいいのか、

わからず、

オレはケータイを耳にあてたまま、

フリアの泣き声を聞いていた。





付き合ってたとき、

フリア本人から聞いたことがあった。



フリアには、

いじめられていた過去があったこと。



小学生のころ、

髪と瞳の色が違う。

顔の造りそのものが

クラスメートと違う。


それだけでイジメられていた。

孤独はもうイヤ。


テレビで、

ダンスの選手権的な番組やってて、

それ観てダンスを始めた。


仲間が欲しかった。

たくさん欲しかった。



…そう言っていたのを思い出した。