ラプソディ・イン・×××

結局、

図書館には行かなかった。



代わりに

電話をかけてみたけど、

スミレは出なかった。



仕事中は、

ケータイ出れないだろうから

仕方ないんだけど。




オレは音楽棟に出向いた。



まだ日中で、

いつも行く時間より

かなり早めだけど。


このままここで

仕事を終えたスミレが

来るのを待とうと思った。



やっぱ直接会って謝りたかった。




フリアはオレの友だちな以上、

オレに責任がある。


校長に事情を聞かれただけで

何か罰せられたりしたわけじゃ

ないけど、

心配だった。



スミレの方がオレよりも

取らされる責任は

大きいはずだから。


仕事に

何の影響もなきゃいいけど。




音楽棟から、

色んな楽器の音が聞こえる。


気分が上がる。



オレとスミレは、

仲良くなるべくして

仲良くなったっていうのに…。