ラプソディ・イン・×××

「それに、

アタシとの約束

ドタキャンしたのだって、


アタシが

相談したいことあるって

頼んだのに

乗ってくれなかったのだって、


全部あの女がいたから

アタシに冷たくなった。


そうでしょ?

腹立つ」



フリアの口調がキツくなる。



「…ちょ、ちょっと待てよ。

ていうか、

この会話、おかしくないか?

オレらはもう…」


もう別れてんだから。



誰と仲良くしようが

いちいちフリアに

うかがいたてる義務はない。



「友だちでしょ。

それなのに、

ちょっとの時間も

つくれないくらい

忙しいなんて…」



どうやら、

こないだメールで

相談したいことあるって

言ってきたのを断った。


フリアは

それを不満に思っているようだ。



仕方ないじゃん。


ここしばらくほんとに、

なんつーか、

人の相談乗れるほど、

時間も気持ちも

余裕なかったし。




フリアには

親父のことは話していなかった。