偽りの友達。

バッグを置いたら
何されるか
わからないから‥‥。


私の目は涙で
視界がかすんで
よく見えなかった。

ドンッ


‥‥いった‥。

私は教室の入り口で
誰かとぶつかった。


「うわあ!
おぉ、高橋おはよ。
いきなり出てくんなよ
ビックリするじゃん?」

「あ‥ごめん‥‥。」

「あれ?
高橋泣いてんの?」

「‥‥泣いてない。」