偽りの友達。

私はいつもより
少し遅れて学校へ
向かった。


あの後私は2度寝を
してしまったのだ。

気付いたら
もう学校に行く時間になっていて。


家から学校が近いって
良いなぁ~。

寝坊しても
最低5分はあれば
準備ができる。


私は学校に着いた。
廊下から教室の中に
クラスメートの女子が
誰かを囲んで
話しているのが見えた。


その輪の中に居るのは、

彩だ。


どうして囲んでいるのか
よくわからなかったが
早く彩に気持ちを
伝えたくてそんなの
全く気にならなかった。