だからあたしは彩に
自分の気持ちを言う!

もちろん
嫌なところも。


でもあたしが
嫌なとこを言うと
彩は傷付くだろう。

でも言わなきゃ
いけない。


いや、言いたい。



―彩を傷付けたい。

あたしの心は
考えれば考えるほど
醜くなっていった。