A gun and handcuffs~銃と手錠~



「離せ!バカ島」


「ひどいっすよぉ…バカ島なんて…」


田島は朝からうるさい


顔は可愛い系でココには不釣り合いだ


まぁ仕事ばっかのまじめ人間よりはましだけど…


「あ、そうだ!昨日のニュース見ました?」


田島は仕事の顔をしていた


けじめをつけるのは大事だけどいきなりはやめてほしい


「昨日のって闇世界のニュースだろ?」


「はい…やっぱりまだ残りがいるみたいですね
そのニュースを知ってからなのか、牢屋の中の奴らはみんな機嫌よく笑っているんすよ」


あやしいな…


あ、そういえば…


「なぁ田島…自分が相手に復讐で殺すことが1番やりたいことだったら人って殺していいのか?」


「なに言ってんすか…いいわけないでしょ
ほら、変なこと言ってないで捜査しますよ!」


俺らは芦屋麻耶さんが通っていた高校に行った