A gun and handcuffs~銃と手錠~



さすが玲奈


勘が鋭そうだったから一応警戒しといたんだよね


「あんた達さぁ…麻耶のこと気づいてんでしょ?」


「やっぱり…華夜が殺したのね…麻美!早く逃げるよ」


2人は『楽園』の出口に走っていった


逃がすわけないじゃない


あたしは自分の銃を取り出した


そしてなんの迷いもなく麻美の足を撃った


バンッ


「キャア―――!!痛いっ!!」


「麻美!?大丈夫!?」


麻美は倒れこんだ玲奈に近寄った


「そんなことしてていいのかな?鬼に捕まっちゃうよ?」


あたしは銃を向けながら言った


そしたら玲奈は……麻美を置いて逃げた