A gun and handcuffs~銃と手錠~



駅から少し離れた高層マンション


結人のマンションも高いけど水瀬さんの家のほうがすごいと思う


「失礼します。水瀬さん?」


「あ?華夜か、どうかしたのか?」


あたしが呼ぶと水瀬さんはなぜか机の下から出てきた


水瀬さんの顔は相変わらず整い過ぎている


「……何をしていらっしゃるんですか?」


「あぁ、すまない。ちょっと書類をばらまいてしまって…」


意外な回答にあたしは笑った


「そうだ、華夜。今日は何の用だ?
お前がここに直接顔を出すなんて珍しいしな」


あたし達は本題に移った


「あの…服を貸してくれませんか?」


「服…?」


あたしは結人の家に住んだりしたせいで殺人用に使おうと決めていた服もない


それにあたしの素性もばれてしまうからすべて捨てた