A gun and handcuffs~銃と手錠~



「分かりました…あたしもこれからは厳重注意して任務を行います」


「頼んだ…あと、お前が世話になる奴も一応注意しとけよ」


「はい…」


あたしは電話を切った


はぁ……


あたしはこの世にいない


なんか変だよね?


体はあるのに…これじゃあ成仏できない幽霊じゃないか


「……ッ…フゥ~…グスッ…」


あたしの目からは涙が流れた


苦しい…


誰かあたしのことを助けてよ


情けない…


人殺しが言う言葉じゃないじゃない


このまま…死んでしまえたら…