A gun and handcuffs~銃と手錠~



結人はテレビをつけた


ちょうどやってたのはニュース


あたしは焦った


もしパパ達のことやってたらどうしよう


「あ、ごめん…ちょっと電話してきていい?」


「あぁ」


あたしは電話をかけた


「はい、水瀬だ。華夜か?」


「もしもし華夜です」


「お前どこにいる?家族殺してから一夜そろそろニュースやるんじゃねぇか?」


きっとあたしのことがばれたら水瀬さんのこともばれると思う


「はい…たぶんあたしのこともばれると思います」


「そのことだが…すでに裏で手をまわしてある」


「え…手をまわすって…」


「あの家族にお前はいないことにしてある。」