side華夜


あたしの隣にいるのは誰?


ほら、そこで笑ってるじゃない


「…華夜!!!」


「ん…結人?」


目を開けると心配そうに見つめる結人がいた


「大丈夫か…?うなされてたけど…」


「大丈夫だよ。少し怖い夢見ちゃっただけだから」


「そうか…」


心配してくれてるんだ


なんか嬉しいな


「フフッ…」


「ん?なんか俺変なこと言ったか?」


「ううん…心配してくれる人がいるのって嬉しいなって」


「何言ってんだよ」