「嘘よ…嘘…華夜がそんなことするはずない」


「うるさいなぁ…もうあたしが決めちゃうよ?
じゃああたしの決めたシナリオ通り『華夜に銃殺される』」


あたしはそう言ってすぐに銃を3人に向けた


「「「!?」」」


「ちょ…ちょっと待ちなさい!謝るわ!佳奈にも華夜にも謝るからお願い!」


この家はちょうど防音の部屋だから音漏れに困らない


これも神様がくれたチャンスなのかな?


だったら無駄にはしない!!


母と麻耶は超焦ってる


パパは変わらない


「ねぇなんでパパ焦んないの?いまから死ぬんだよ?」


この人の行動はいつもあたしを惑わせる


優しいくせに一番残酷な人


「別に構わない。いままでお前を傷つけてきた、だからその罪を少しでも償えるなら……死んでも構わないと思ってる」


なんでよ…あたしの心惑わさせないで…