「思ってるわけない…華夜も麻耶も弘子(母)も俺にとっては家族なんだ。
浮気した俺が悪いけど…でも、佳奈も華夜も大事なんだ…そんな言い方しないでくれ」


「パパ…あたし、華夜のこと受け入れるよ」


何言ってんの?この家族


あたしは笑ってしまった


「フフフ…アハハハハハハ」


きっと今のあたしは喜怒哀楽…すべての感情であふれている


みんな唖然としている


「バカじゃないの?いまさら家族ごっこ?うけるわぁ…フフッ
この状態で笑わせないでよ?まぁでも…いまさら笑わせても…この傷は治らないけどね」


このままじゃ話が進まない


「ねぇ?3人とも死ぬならどんな死に方が良い?」


「何言ってんの華夜?」


「麻耶から選ばせてあげる(ニヤッ
なんかさっきからあたしが殺人鬼の一人だって忘れてない?」


リビングに冷たい空気が流れた


「ね…ねぇさっきの冗談でしょ?」


「あたしは冗談が嫌いなの…さぁ早く選んでよ?あ、じゃあ選びやすいように選択肢あげる
1自殺
2首つり
3火事
………4銃殺」