あたしは今この瞬間変わったのかもしれない


変わったというか戻ったのか……


あたしはRose


美しいが刺もある


もう戻らない


あんなに優しい場所…結人の所には…


あたしの中で彼との思い出は封印する


プルルル…プルルル…


「華夜か?」


「はい、すいません。厄介者がいたもんですから」


「殺したのか?」


「いいえ…今殺したらばれてしまいます」


「そういえば…お前警察に補導されたようだな
華夜にしてはずいぶん珍しいじゃねーかよ」


「すいません。水瀬さんには迷惑はかけません」


あたしにとって水瀬さんは最後の希望