てか、これからのこと考えなきゃな…


結人とはまだ一緒にいたい


あたしが今なんじゃなかったら結ばれたいよ…


きっと笹倉が言ったことは警察の耳に入って得るだろう…


『赤髪の女』


こんなに近くに赤い髪のあたしがいるんじゃ絶対に怪しまれてる


「あの…あたしやっぱり家に帰ります」


「は?俺の家ここなんだけど~お茶くらい飲んで行ってよ!柊さんも」


あたしは田口さんに連れられて部屋に入った


…しかたないけど水瀬さんを使うかな…


家族的な感じで?


「あの…あたし、近くに親戚の家あるんで帰ります」


「そうなの?」


田口さんは可愛い目であたしを見つめてきた


「んなわけないだろ?」