私は現実を遮断するため、扉の奥へと逃げた。 そこには私の味方である両親以外、侵入するものはいなかった。 ただこの魔法の小箱を手放すことはできなかった。 週に一度は嘘と偽りで創られたヤツを見て、もしかしたらと願っていた。 しかしヤツはさらに増幅し、私の存在を否定していた。