「確かに……そうは言いましたけど、


尾行していいなんて言ってません。


プライバシーの侵害です!!」


諦め気味に返した答えは、


やはり、無邪気な声で無効化された……


「幽霊にプライバシーなんてありません~


だって、その気になれば壁だって


通り抜けられるし、空だって飛べるのよ!!


いっそのことスパイにでもなろうかしら」