ヒキコモリンコ


仲良くって……
俺、友達居ないし。

出会ったばかりの女性とこうして飯を食ってるのが、自分でも信じられない。


「俺、つまんない奴ですよ……」


そう言ってノロノロと箸を進める俺の弁当の上に、直美さんは唐揚げを一つ置いた。


「あげる♪♪」


にっこりと笑って直美さんは残った白米をガッとかきこんだ。

それもやめて欲しい。

俺は直美さんがくれた唐揚げを口に含んだ。旨い。